バトル時のゲージ1.プレイヤーのゲージ

ドラクエ10の戦闘は、見た目の表示こそないものの、内部的にはFF(ファイナルファンタジー)シリーズなどでおなじみのATBシステムのような感じで管理されています。

バトルは基本的にターン制で、プレイヤー側とモンスター側のターンは、バトル中に時間経過とともにゲージが溜まっていき、ゲージが満タンになるとコマンドウィンドウが表示され行動できるようになるというイメージです。

FFゲージ - コピー

※ファイナルファンタジー5のバトルシーン

右下のゲージが溜まると左側にコマンドウィンドウが表示され、「たたかう」や「アイテム」などを選択してバトルを進める。

プレイヤー側とモンスター側のゲージは同じものではなく、モンスター側のゲージは作りがやや複雑です。しかし、正しく理解する事で戦闘もそれまで以上に面白く、また円滑に進める事ができるようになります。

それでは今回は、まず基本となるプレイヤー側のゲージについて解説します。

・プレイヤーのゲージの基本動作

プレイヤーには1種類2本のゲージが用意されています。

バトル開始時は1本のゲージが満タンの状態からスタートします。

ゲージが1本分溜まった状態になるとコマンドウィンドウが開き、行動が選択できるようになります。バトル開始直後、すぐにコマンドが実行できる状態になっているのはゲージが既に1本分溜まっている状態だからです。

PLゲージバトルスタート時

但し、モンスターに不意を付かれてバトル開始となった場合はゲージが2本とも空の状態からスタートします。この時コマンドが開かず行動できないのは、ゲージが1本分溜まっていない状態だからです。

ゲージが1本分以上溜まりコマンドを選択している間も、時間経過とともにゲージは溜まリ続けます。そして最大でゲージ2本分満タンになるまで溜まります。

PLゲージ特技選択中

コマンドを選択して特技や魔法、通常攻撃などを実行し、技が発動しキャラが動けるようになった時点でゲージがちょうど1本分消費されます。この時、選択した特技などが発動する前にキャンセルした場合はゲージも消費されません。

PLゲージキラポンをうけた - コピー

例外として、アクセルギア等のターン消費しないの効果やビーストモードの行動間隔ゼロの効果が発動した場合は実質ゲージが消費されていない動きとなり、行動が終わり次第すぐにもう一度コマンド選択が可能になります。

・時間切れ

プレイヤーが行動を決定した後、対象以外のモンスターに邪魔をされて進めない状態や、柱などの障害物によって対象のモンスターまでたどりつけないという事が時々あります。このとき相手にたどり着けないまま一定時間が過ぎると時間切れとなり、選択していた行動がキャンセルされます。

この時間を管理しているのが時間切れゲージです。行動を選択した時点で溜まり始め、ちょうど10秒で満タンになります。ゲージが溜まりきると選択していた行動がキャンセルされます。

以上がプレイヤー側のゲージの基本の動作です。

・ゲージの速度と特技呪文の準備時間

ゲージの溜まるスピードはキャラクターのすばやさのステータスで決まり、すばやさが高くなるほど早くなります。さらにピオリムやボミオス、ビーストモードの行動間隔ゼロの効果が掛かっている場合は、その分変化します。

具体的な数値としては

すばやさ0の場合のゲージ1本分の溜まるスピード=7秒

すばやさ100あたり0.34秒短縮(すばやさ300なら1.02秒短縮の5.98秒)

ピオリム1段階で約7%短縮、2段階で14%短縮、ボミオスは逆に7%、14%の遅延

すばやさ300のキャラでピオリムが2段階かかった状態なら、5.98秒が14%短縮されて、約5.14秒になります。

普通にプレイを楽しむだけならば細かい数値まで覚える必要はありません。素早さが高ければ高いほど早くゲージが溜まって行動回数が増えすばやさ300あたり大体1秒の短縮になる、というような感じで覚えておくとよいでしょう。すばやさを高めれば高めるほど早くゲージが溜まり同じ時間における行動回数も多くなるという程度の認識で十分です。

素早さ以外にもプレイヤーの行動時間に関する仕様が存在します。それが呪文や特技の発動までの準備時間と、発動後の硬直時間です。

コマンドを選択し行動終了後に次のコマンドを選択できるようになるまでの時間は、ゲージの速度と、技の準備時間(呪文の詠唱速度や特技の発生速度)と行動時の硬直時間の合計で決まります。

準備時間や硬直時間というものはどういうものなのでしょう?ここでは魔法使いがメラゾーマを唱えた時の動きを例に見ていきましょう。

0.まずゲージが1本分溜まってコマンド選択できるようになる

1.コマンドから呪文→メラゾーマ→対象モンスターを選択

2.メラゾーマ準備(詠唱)中(この時点ではキャンセルボタンでメラゾーマをキャンセルする事が可能です)

メラゾーマ中断

3.メラゾーマの詠唱が完了し、呪文の効果音と共にメラゾーマの発動が確定。この時点でキャンセルできなくなり、呪文が発動します。ダメージ判定が発生するのもこの瞬間です)メラゾーマ暴走

4.使用した特技や呪文に応じて技の硬直が発生。硬直は呪文や特技の発動と同時に発生し、この硬直が解けるまでその場から移動する事ができませんし、コマンド選択もできません。

5.硬直が解けて自由に動けるようになる。

6.硬直が解けると同時にゲージが1本分消費される。

これがターンが溜まってからメラゾーマを打ち終わった時までの1ターン分の動きです。

まとめると

「コマンド選択→準備時間→発動と硬直」

となります。

この流れの中で、呪文や特技の準備時間中(呪文の詠唱中、技の発生中)のみゲージの進みがストップします。

ゲージの動きをまとめた表です。

準備時間は威力の高い呪文や特技ほど長くなる傾向にあり、逆に通常攻撃(Aペチ)や威力の小さめの技などは短め、又は無しに設定されている事が多いです。

特技の準備時間は、即発動の0秒のものから長いものでは5秒以上のものまで様々ですが、呪文の準備時間に関しては最短でも必ず1秒掛かる仕様になっています。

例: 通常攻撃0秒、石つぶて0.3秒、ホイミ1.0秒、天使の守り3.0秒

ちなみに、錬金等の「呪文発動速度」の効果や、宝珠の「○○の瞬き」はこの準備時間に対してのみの効果です。現状では硬直時間を早める効果は存在しません。

呪文発動速度錬金無しの魔法使いがメラゾーマを唱えた場合、詠唱時間は3秒です。コマンド決定した瞬間から3秒後に呪文の発動が確定します。

これを呪文発動速度18%の両手杖と呪文発動速度18%の腕を装備し、合計36%でメラゾーマを唱えた場合、この詠唱時間の3秒が36%短縮されます。

3-(3*0.36)=1.92

となり、元々3秒だったメラゾーマの詠唱時間が1.92秒に短縮されます。

速度錬金や瞬き宝珠で発動後の硬直時間が短くなったりゲージの速度自体が変化したりする事はありません。しかし、詠唱時間が早くなるという事はゲージが止まっている時間も短くなるという事なので、長時間の戦闘になるほど最終的な行動回数に大きく影響を及ぼします。

呪文や特技を使った時の硬直時間に関しては、呪文の硬直はどの呪文でも一律固定の約2.8秒となっていて、特技の硬直は特技によってそれぞれ異なる仕様となっています。

・効率よくターンを回すためには

バトル中に戦況が悪くなり焦ってしまうと、使う呪文を間違えたり対象の相手を間違えたりしてしまいキャンセルするというミスは良くある事ですが、コマンドを選択してからキャンセルする間の時間はゲージが進まないため最終的な行動回数を若干ですが減少させてしまう行為となります。コマンド選択はできるだけあせらず正確に行うようにしましょう。

バトル中はモンスターの動きに合わせて自分の行動タイミングを調節し、コマンドが開いてもすぐには行動せず1本分以上ゲージを溜めてから行動するという事もよくありますが、ゲージを2本分完全に溜めきってから行動した場合、技の発動後に硬直している時間はロスになります。(硬直中もゲージは進むがゲージのリセットは硬直解除時の為)

そのためゲージを2本分満タンにするのではなく、気持ち早めに行動する事で極力無駄なく行動を積み重ねていく事ができます。(但し、状況によってはゲージをためる時間のロスを承知でターンをためておく事もあるので、常にターンの効率のみを考えて行動する事が正しいとは限りません。)

ここまでがプレイヤーキャラクターの内部ゲージの動きとなります。

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